さばいもと申します。
今回は2024年11月16日(土)~17日(日)にかけて幕張メッセで開催された「ゲームマーケット2024秋」での取材記事となります!
今回も大賑わいとなったゲームマーケットで11月16日(土)に突撃取材をしてきましたので、ぜひご覧ください。
探偵アトリエ / LEOMAX
探偵アトリエ、ポケットミステリーとはどのようなものですか?
探偵キャンプを運営していく中で、お客さんから「こういうマダミスが欲しかった!」とか、「これ正直刺さりませんでした…」といったお声を直接いただくことが多かったんです。そんな顧客ニーズを汲み取り、反映させた作品群を出していけるようなレーベルを独自に持とうと思い、探偵アトリエというレーベルを立ち上げました。
第一弾として「ポケットミステリー」シリーズを出させていただきました。背景として、マダミスをやる際のハードルとして、「プレイ時間が長い」「プレイヤーを集めることが大変」だという声をよく聞きました。「どうして短時間・少人数の作品が少ないんだろうか」と、複数の作家さんにヒアリングさせていただく中で、「2~3人用・短時間の作品は、作るのが難しい」という話があって。だからこそ、制作の難しさの壁を克服できれば、マダミス界隈全体にとって価値があるんじゃないかと思って。
そんな背景から、少人数、短時間、GMレスで遊べる作品をどんどん出していこうと、探偵キャンプ専属作家「わいわい」主導にて、ポケットミステリーシリーズを出させていただきました。
探偵アトリエ、ポケットミステリーは今後何をしていきたいか?
需要があるけど、供給としてあまり手を付けられていないような分野を中心に、シリーズを出していきたいと思っています。 ポケットミステリーに関しては一旦今回のゲムマでの売上や反響を見たうえで、人気が出そうであれば色々な作家さんに頼んだりして、シリーズ作品を出していければなと考えています。
ポケットミステリーはどこで遊べる?買える?
まず、「探偵キャンプの店舗で遊ぶ」ことができる形になっています。なので、店舗にお越しいただければ確実です。 あと今後、具体的な販路は模索中ではあるんですけれども、boothなどのオンラインでも買えるようにしていきたいなと考えているところです。
最後に一言
今回、ゲムマを実際に自分で周ってみて、マダミスのパッケージ作品の量がどんどん増えてきており、市場が広がってきているんだなと感じました。一方で、類似の作品が多いなということも感じているので、市場を広げていくためにも、あの手この手で毛色の違うマダミスが出ていけばいいなと思っています。よかったらぜひ、探偵キャンプや探偵アトリエのHPも見に来てください!
探偵アトリエ公式X https://x.com/tanteiatelier
探偵キャンプ東京銀座店公式X https://x.com/tanteicamp
探偵キャンプ横浜駅前店公式X https://x.com/tanteicamp_ykhm
探偵キャンプ公式webサイト https://tanteicamp.experiful.jp/
The Light House / ちくわ
『海賊たちのセレナーデ』あらすじ
カリブ海に広がる青い海原を舞台に、数々の海戦を潜り抜けた海賊船「セレナーデ」の乗組員たちが、新たな運命の地へと挑む。激しい嵐に飲まれ、ようやく辿り着いた静かな島。しかし、その島には彼らの過去と向き合う運命が待ち受けていた。6人の乗組員たちは、それぞれの思いを胸に、過去の秘密と向き合いながら物語を紡いでいく。果たして彼らがこの島で出会うものとは?そして、交差する運命の行方は?運命の物語が静かに幕を上げる。
『SPYACADEMY』あらすじ
❝全員疑え❞
優秀なスパイを育成する学園、#スパイアカデミー。同窓会として集まった4人のスパイとその教官、そして謎の少年…。
一人の死をきっかけに始まる疑いのデスゲーム。なぜスパイという道を選んだのか?卒業をかけた最終試験の真相とは?
真相が真相を生む、クライマックス。スパイとして最も必要なものは何か。最後の授業が幕を開ける。
新作2作品のアピールポイントは?
『SPYACADEMY』に関しては推理重視です。『海賊たちのセレナーデ』に関してはなるべく推理を難しくせず、どちらかというとロールプレイや個人個人の気持ちに寄り添った作品にしていますので、初めての方には『海賊たちのセレナーデ』の方がやりやすいように仕上げています。
パッケージを出した経緯は?
前作の『THE LIGHT HOUSE』はオーナーが叩き台を作っていて、僕たちGMと協力しながら作った形なんですが、やはり物が売れる、自分たちの作ったものが世に出るというのは喜びが大きいかなというところです。今回も2作出させていただいて、物が売れるのが嬉しい気持ちと、試行錯誤してマダミス業界が盛り上げながら、うちの店舗の名前が売れたらいいかなと思って製作しました。
今後、パッケージ作品はどこで遊べる?買える?
今回のゲムマ分しか作っていないので、売れなかった分は店舗で買えるようにしますが、それ以外でオンライン販売などの予定は今のところありません。前作の『THE LIGHT HOUSE』だけはオンライン販売もしていますので、購入することができます。
また、今後はなるべくパッケージではなく、店舗だけでしかできないような公演を作っていきたいとオーナーとは話しているんです。店舗ならではの演出、例えば「紙を破く」だとか、その場でしかできないようなものを作っていけたらなという風に思っています。
最後に一言
私たちは福岡県の北九州市の八幡という少し外れたところでやっていますので、交通の便があまり良くないんですが、店舗の雰囲気はすごく良いですのでぜひともそちらで遊んでいただければと思います。
The Light House公式X https://x.com/TheLightHouseMM
The Light House公式webサイト https://thelighthouse-mm.com/
RAMCLEAR / ツムキ キョウ
『探偵シド・アップダイク エージェントバーサス』あらすじ
容疑者、全員、ヒーロー。
世界を救う正義のエージェントたち……彼らが集う軍事施設で、無敵のリーダーが殺された。英雄たちのあいだに渦巻く闇を暴け。本格マーベラス・ミステリー!
新作はどんな作品ですか?
『探偵シド・アップダイク』はシリーズ物で今回はパッケージ5作品目です。基本的に、NPCの探偵「シド」は過去がヴィジョンとして見え、彼がそれをプレイヤーに伝えてしまうことで、ゲームがどんどん動いていくというものです。オムニバスなのでどの作品からやっていただいても構いませんし、20世紀だったり21世紀だったり核戦争後だったりと世界設定もさまざまです。今回の新作『探偵シド・アップダイク エージェントバーサス』は20世紀末の北欧を舞台にしたヒーローものなので、リアリティレベルも低くカジュアルに遊んでいただけるかなと思います。
なぜ、マダミス制作を?
2019年に台湾のマーダーミステリーを小説家の友人たちとプレイした時に、一番若い友人(各務都心氏)がそんなに仕事をしてなくて暇だったんです。それで「お前、作れよ」みたいな流れになって、1作目を作ったんですね。その時期はまだタイトル数も少なく、早い段階でファミ通のマンガでも紹介いただき、無料シナリオも含めてかなり遊んでいただいて。
その少し後に京極夏彦先生の家でアナログゲームをする会にお声がけいただいて、「作って、遊んでもらえ」という無茶ぶりがあり、作ったのが2作目『探偵シド・アップダイク カラミティトルーパーズ』なんです。
https://note.com/toshinthepump/n/n1193cedc8a0c
1、2作目とポンポンと出来ちゃいまして、どちらもご好評いただいたので、せっかくならということで1年に1作ずつぐらい作って、頒布させていただいているという感じですね。
デザインやイラストに力を入れているように感じますが?
好きなイラストレーターさんのアイテムが欲しいから自分で作ってしまおうというモチベーションのサークルなのでイラストを重視してやってますね。マーダーミステリーのシリーズもイラストで継続的に買いに来てくださるお客さんもいるので、シリーズが続いているのもイラストレーターさんのおかげかなと。
今後、パッケージ作品はどこで買える?
基本的には通販はすると思うので、お待ちいただければと思います。今後の予定などは、Xで告知させていただこうと思っているので、注目していただければと思います。
通販はこちらをご覧ください。
https://ramclear.booth.pm/
最後に一言
遊んでいただくのが一番うれしいので、ぜひぜひ皆さん遊んでいただいて、ポストなどいただければ大変励みになります!
RAMCLEAR公式X https://x.com/ramclear00
RAMCLEAR公式webサイト http://www.ramclear.com/