ゲームマーケット2024春 マダミス関連ブースに突撃調査!

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こんばんは。あんなです!
先日、東京ビッグサイトで2024年4月27日(土)~28日(日)に2日間開催された『ゲームマーケット2024春』に遊びにいってきたので、その様子を紹介します!

私がいたのは日曜日の2日目。
マーダーミステリーブースは、朝から賑わっており、昼過ぎになっても大盛況!
前回は売り切れが多くなってしまったため、販売数を増やしたとのことでしたが、一部の作品は売り切れに。

マーダーミステリーの盛り上がりを感じることができました!


続いて、前回と同じく、今回も私が気になったサークルにインタビューさせていただいたので、ご紹介いたします!

まず最初に訪れたのは、ウィットワンさん。
メインキャラクターの『絹川ラズベリ』のコスプレをされたスタッフさんがお出迎えしてくれました!

ウィットワン『Vtuber絹川ラズベリから大切なお知らせ』

あらすじ


愛憎渦巻く、推し活の裏側へようこそ

—–絹川ラズベリは活動を休止することになりました。

SNSで投稿された
「Vtuber絹川ラズベリの大切なお知らせ」には
ファンが恐怖する一文が書かれていた。

人気配信者の身に何が起こったのか
なぜ彼女は活動を休止しなければならなかったのか

答えはインターネットの中に隠されていた。

実は、本記事の筆者は、同サークルのボードゲーム「推しカツ キラキライブ!」の大ファン。さっそく気になる質問からお聞きしました。

社内でボードゲームを作る企画があって、そのときマーダーミステリーが盛り上がってきたところだったので「マダミス作りたい!」と最初から考えがありました。ただ、マーダーミステリーの知見がまだ少なかったため、ボードゲームから制作し、今回3作目でマーダーミステリーを制作することができました。
元々、第一弾(推しごと!)第二弾(推しカツ キラキライブ!)もアイドルを応援するファン目線で作られた作品で、今回も変わらないコンセプトとなっております。

ボードゲームで絹川ラズベリを知っている方も、マーダーミステリーのファンの方も多くの方に購入いただきました。
すでに在庫も…。
(筆者注:昼過ぎの時点で残りわずか、マーダーミステリーブースでは完売でした)
ボードゲームから知ってくださった方には、マーダーミステリーを楽しんで貰えるよう、キャラクターを理解しやすいように作っています。キャラクター説明も多くなく、SNSのアカウントの紹介文程度。オタクになりきって楽しんでほしいです!もちろん、マダミス経験者の方にも「オタク活動」を楽しんでやっていただけるシナリオとなっています。
アイドルオタクの方は、「わかるわ~」となる部分を感じてほしいです!

現在は、オンライン版を下記Boothにて発売中。
https://wit-one.booth.pm/items/5516231
公式X(旧:Twitter)
https://twitter.com/WitOne_JP


続いて訪れたのは、素敵なビジュアルに目が惹かれたviviON enterさん。

viviON enter『ひねもす落ちる栗の花(仮)』

クロケスタについて


僕らは願ってしまった――


12人の主人公たちと、運命を選択するSNS連動型キャラクターソングプロジェクト。 CDに収録される「楽曲」と「ボイスドラマ」で紐解かれるキャラクター達の過去。 強く願った、たった一つの想い。


本作は、SNS上の投票機能や投票券を使用し、マルチエンディング方式で物語が進行します。 多彩に分岐する物語の末に、エンディングを決定するのは皆様です。

鋭意製作中とのことで現物はありませんでしたが、プロローグブックを先行頒布されておりましたのでお話を伺いました。

私たちは、viviON enterというレーベルで新規IPの企画開発を行っています。

その中の一つ、『Clock over ORQUESTA(くろっく・おーばー・おるけすた 通称:クロケスタ)』という、SNSでの投票で12人の主人公たちが戦う作品がありまして、今回マーダーミステリーを制作するに至ったのは、それぞれが主人公であるならば、作品の中のみならず、別の媒体で活躍させてクロスオーバーできるのではないかと考えてのことです。

海外ではクロスオーバー手法は盛んに行われていますが、全員が主人公という設計は制作ハードルが高く体力が必要なためか、国内ではさほどメジャーではない印象です。

本作の目指したかった形に一歩近づくための挑戦をできればと考えた次第です。

12人のうち『栗花落 四麻(つゆり あずま)』というキャラクターは『探偵』という設定でしたので、マーダーミステリーとして彼を主人公とした別展開ができるのではと。

ーーというのがIP作品サイドの考えではあるのですが、

上記に全く関係なく、マーダーミステリー制作を行うチームは、単体でも純粋に楽しんでもらえるように制作しておりますので、初めての方も気軽にプレイしてみて欲しいです。

『栗花落 四麻(つゆり あずま)』をプレイアブルキャラクターとしつつも、証拠カードなどで別キャラクターも登場する予定です。

本作が好評でしたら、他のキャラクターを主人公としたタイトルを制作するのも面白いかな、と思っています。あくまで妄想ですが。(笑)

SNSをメインに、漫画や動画、ボイスドラマでストーリーが展開していきます。CDやグッズについてている投票券を用いたユーザー投票によってストーリー展開が決まることが大きな特徴です。投票結果で結末が決まりますので、ファンと運営が一緒に作り上げていく共創作品となっていますので、本編自体もマーダーミステリーと近い体験かもしれません。キャラクターには少年の姿と青年の姿があるため、少年CVに女性声優さん、青年CVに男性声優さんを起用し、総勢24名の声優さんたちにご参加いただいている豪華仕様です。ボカロPさん制作のキャラクターイメージソングなどもありますので、いろんな角度から楽しんでいただける作品になっています。

Clock over ORQUESTA【クロケスタ】公式サイト
https://clockoverorquesta.com
公式X(旧:Twitter)
https://twitter.com/ClQST_info


続いてご紹介するのは、カレーうどん部さん。

神戸市に店舗を構える「B-CAFE」のブースにて、初めての製作、頒布だというお二人(シナリオ担当:種袋ルネッサさん/イラスト・DTP等担当:ちゅぱみさん)にお話を伺いました。

カレーうどん部『サツジンハイシン

あらすじ


「君たちは全員人気配信者だ」
炎上系、霊媒師、恋愛系、美容系、学生…メジャーマイナーあれどその分野では一目置かれる存在である。
そんな君たちの元に一通のDMが届いた。
送り主はDAZAI。超人気インフルエンサーだ。
そのDMには、廃校を舞台に
「禁断の降霊術で伝説の配信者を蘇らせる!」という企画とその内容が綴られていた。

喜ぶ者、訝(いぶか)しがる者、緊張する者……反応は様々だったが。

果たして降霊術は成功するのか?
伝説の配信者は蘇るのか?

配信者だけの真夜中の撮影が始まる……!

(種袋ルネッサさん)最初はちゅぱみさんに誘われてマーダーミステリーを遊んで、マダミス楽しいなという感じでした。ある日、ちゅぱみさんに「マダミス作ろうぜ!」と言われて。元々、漫画の原作を執筆したりしているので、文章書くことには苦がなくて、ちゅぱみさんはゲームのデザインの設計とかしていたので、二人で作るぞーとなりました。イラストもちゅぱみさんが描いています。

X(旧:Twitter)で見て楽しみにして買いに来てくれた人とかがいて。今回はじめて作ったので、買っていただいた方には感謝でしかないですね。

キャラクターが濃いので、自分なりのキャラでなりきってほしいです。どういう選択をするのか、悩むということが醍醐味だと思うので、そこを楽しんでほしいです。
マダミス初心者の人でも、アハ体験できるような仕掛けがあるので、ぜひ遊んでほしいです!

2人のシナリオを作れたらいいなーとは思ってます。文庫サイズのものを2人で読んでいく感じ。今後情報公開していくので楽しみに待っててください!

作品はBoothにて購入可能です。
https://curryudonbu.booth.pm/items/5693459
公式X(旧:Twitter)
https://twitter.com/curryudonbu


最後にご紹介するのは、集英社ゲームズさんです。

覚えている方もいらっしゃると思いますが、ご存知だったでしょうか。
ジャンプ本誌にマーダーミステリーの導入部分が描かれた漫画が掲載され、その後4人で遊べるマーダーミステリー作品があったことを。

ゲームマーケット初出店の集英社ゲームズさんを訪れると、同社が手掛ける有名作品のクロスメディア展開としてボードゲームがいくつか展示される中、昨年3月に発売された週刊少年ジャンプに掲載された読み切りのパッケージ版が紹介されていました。

株式会社集英社ゲームズ『キミと青いヨルの』

あらすじ


『キミと青いヨルの』は、クラスメイトの綱元梨乃が失踪した事件に挑む、4人専用の青春マーダーミステリー。

プレイヤーは梨乃との思い出をもつクラスメイトになって、深夜の学校で彼女との記憶を辿り、事件の真相を明らかにすることを目指します。
プロローグのマンガを読んで物語に入り込んだら、自分が演じるキャラクターの情報カードを受けとって、会話と推理で4人の中にいる犯人を探しましょう。

元々はほとんどスマホで遊ぶ作品でしたが、ハンドアウトで情報を一覧しながら遊べるようにしました。掲載時に非常に好評だったので、まだお届けできていない方にも遊んでいただくためにパッケージ化したという経緯です。実際に購入した人の中には、ジャンプ本誌に掲載されたものですでに遊んだけれど、友達に勧めるためにモノが欲しいという方もいらっしゃいましたね。

今後も、様々なゲームや遊びにチャレンジしていこうと思っていますので、ご注目ください。

キミと青いヨルの 公式サイト
https://shueisha-games.com/games/kimitoaoiyoruno/
公式X(旧:Twitter)
https://x.com/shueishagamesjp


いかがでしたでしょうか。
今後も様々な作品がでてくると思うので楽しみですね!

気になった作品があったらぜひ各サイトでチェックしてみてください!

あんな
2021年夏、友人に「マダミス作ったから遊んでほしい」という一言からマダミス人生スタート。気づいたらプレイ数が重なり、沼に入るどころか、もはや沼そのものになった人。 普段は、プレイヤーよりもゲームマスター(GM)がメイン。時折TRPGも嗜む程度の趣味。 オンラインゲームを嗜んできたためか、タイピングが早い。

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